Marvell® RAID BIOS セットアップユーティリティ


"Advanced Operation"

各項目メモ。他のHPよりコピペ。主にディスクトラブル、メンテナンス時に使用。Low Level Format運用時は、時間を見積もること。数日必要な場合もある。




ベリファイ

ポイント
  • ベリファイに必要な時間はハードディスクの容量および性能、システムの稼動状況に依存します。
  • ベリファイ中に、パソコン本体の再起動、または電源切断によって中断された場合、パソコン本体起動後に中断されたブロックからベリファイが継続されます。

  • ベリファイ中は十分なI/O処理性能が得られないため、システムのパフォーマンスが低下します。

  • スケジュール機能を使うと定期的なベリファイを簡単に実行することができます。

重要

ハードディスクの記録媒体上で検出される代表的なエラーとして、アンコレクタブルエラーがあります。アンコレクタブルエラーはそのエラー箇所にアクセスされなければ検出されず、また書き込み処理が行われなければ修復されません。
ベリファイは、ハードディスクの記録媒体の全領域に対して読み込み処理を行い、エラー箇所を修復する機能です。ハードディスクの記録媒体にエラー箇所がアクセスされずに放置されている状態で、もし他方のハードディスクに対してリビルドが行われた場合、エラー箇所のデータが読み込めない事態になり、データが失われることになります。このような事態にならないためにも、ベリファイを定期的に行い、エラー箇所が残らないようにしてください。




ローレベルフォーマット(Low Level Format)-物理フォーマット

ローレベルフォーマット( Low Level Format)とは 物理フォーマット や低レベルフォーマットとも言い、全てのセクタに00を書き込む作業を指す。OSが管理していて通常ユーザーがアクセスできない部分やOSがディスク情報として利用するMBRやGPTも初期化できるのでこの部分の不良によりOSからアクセスできなくなったハードディスクに対して効果的だ。またウィルスの影響がMBR領域に及ぶ場合も多く、OS上から駆除不能な場合、ローレベルフォーマットは有効である。
昔の話では、SCSIディスクの場合代替セクタ情報まで初期化されてしまうので不必要にローレベルフォーマットをかけてはいけないといわれていたが、現在のSATAやIDEディスクでは、代替セクタ情報は初期化されないから心配は不要だ。処理時間も以前に比べると格段に短くなっているので問題のあるハードディスクは一度実行してみると良い。

※ローレベルフォーマットを実行するときは必ずハードディスクを冷却しよう。フルアクセスが長時間続くため、冷却しないと復旧させるつもりが逆にそのハードディスクにとどめを刺してしまう結果となるからだ。
※ローレベルフォーマットを実行するとハードディスク上の記録はすべて消去される。
※誤操作でディスク内容を消去してしまわぬよう、できるだけ実行するハードディスク以外ははずしておく。

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